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マイクロリップシンクの設定方法

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マイクロリップシンクとは マイク入力される声を母音毎にサンプリングする事で、より精度の高いリップシンクを実現したものです。 マイクロリップシンクを利用する際は、母音毎のキャリブレーションを行う必要があります。 注意事項 マイクロリップシンク非対応モデルをご利用の場合は、使用できません。 下記の設定を行うと、元々のリップシンク設定が上書きされる為、設定する前にモデルのバックアップを取ることをおすすめいたします。 設定方法 VtubeStudioを開きます。 歯車アイコン→歯車アイコンを選択して、設定画面を開きます。 下の方にスクロールしていくと、リップシンク設定(マイク)という項目が現れます。 「リップシンクの種類」ボタンをクリックします。 マイクロリップシンクを選択し、OKボタンをクリックします。 A/あ「キャリブレーション」ボタンを押したら 普段の配信で行っている話し方で「ああああ」と発声し続けます。 キャリブレーションボタンが「校正中…」から「完了!」となったらOKです。 上記手順を母音毎に繰り返し、残りの母音 I/い U/う E/え O/お 全て同様の手順でキャリブレーションします。 「モデルへ適用」ボタンをクリックし、OKします。 これでフェイストラッキングの設定が上書きされます。 以上で、マイクロリップシンクの設定が完了しました。

Vitamins導入備忘録 - VtubeStudioでモグモグできるPlug-in

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Vitaminsについて Vitaminsは、VtubeStudioフェイストラッキングの機能を大幅に高めてくれるプラグインです。 しかも無料!軽い! タスクトレイに入れる事ができるので、タスクバーから追い出す事ができます。 iPhoneの パーフェクトシンク のパラメータをVtubeStudioで使用できる パラメータにスクリプトが書ける といった事が出来ます。 日本語非対応なのですが、以下にあてはまる方には是非導入していただきたいプラグインです。 これからLive2Dモデルを作る Live2Dモデルの表情パラメータを活かしきれていない Live2Dモデルのアップデートをしたい また、なぜか私iPhoneのカメラのキャリブレーションがうまくできず、いつも iPhoneを置く位置に悩む んですが… Vitaminsでキャリブレーション できました! モデルがデフォルトで変な位置を向いている …という方はぜひ試していただきたいです。 iPhoneとの接続を前提とした導入方法 を備忘録的に記録しておきます。 間違っている箇所がありましたら、教えてくださると助かります。 必要なもの iPhone(Wi-Fiに接続しておきます) PC(Wi-Fiに接続しておきます) Vtube Studio(iPhone用) Vtube Studio(PC用) Vitamins( Steamのストア ) 手順 ①Vtube Studio(iPhone用)を開きます ②歯車アイコンをクリックして、設定画面を開きます。 ③下にスクロールします。 サードパーティPCクライアントのアクティブをONにします。 この時点では、ステータスは黄色です。(未接続) ④iPhoneの設定アプリを開きます。 ⑤Wi-Fiの設定画面に移動します。 ⑥接続中のWi-Fiのiアイコンをタップし、詳細を開きます。 ⑦真ん中あたりにあるiPアドレスをメモしておきます。 ⑧PCの操作に移ります。Vitaminsを開きます。 ⑨赤い丸が2つ並んでいるので、上の赤い丸をクリックします。 ここでiPhoneのVtubeStudioと接続します。 ⑩VTS Mobileの設定画面を開きます。 IPアドレスの項目に⑦でメモをしておいたIPアドレスを入力します。 Connectボタンを押します。 ⑪iPhoneのVtube Studi...

Vtuberモデルを動かしたい!カメラ編1 - iPhone

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WEBカメラを買いました。 購入目的は、Live2Dモデルのテスト用。 これを機に、Vtuberモデルを動かす用カメラについて考えていきたいと思います。 目次 Live2Dモデルを動かしたい!おすすめカメラ 安いけど…?! 1.Live2Dモデルを動かしたい!おすすめカメラ Live2Dモデルをフェイストラッキングで動かしたい場合、圧倒的おススメなカメラ… それは間違いなく iPhone(or iPad) です。 FaceID対応のiOS機器、つまりiPhoneやiPadならばハッキリ言って、 設定時に考える事はほとんどありません 。 横を向こうが、上を向こうが、瞼が痙攣したようにウィンクを繰り返したりしないし、口も綺麗にあいうえおの形になります。画角も広く、トラッキングも全然外れません。 顔とカメラの位置関係のベストポジションを気にする必要が無い のです。 逆に言うと通常のWebカメラはベストポジションを気にする必要があります。 FaceID対応のiOS機器でしか取得できないパラメータ というのもあります。 わかりやすい所だと「舌出し」「頬ぷく」「もぐもぐ」をキーバインド無し で 、ちゃんと顔の動きと連動して行えるのがiPhoneやiPadなのです! また、 眼鏡・ヘッドホンを付けたまま でもトラッキングが ほとんど影響うけない のも大きい…! ちなみに私が普段使用しているのは、iPhone12 Proです。 最新iPhoneではありませんが圧倒的に綺麗✨ しかし iPhoneは面倒くさい … … iPhoneをWebカメラとして使う場合、 ①iPhoneにいちいちUSBケーブル差して ②iTunes立ち上げてPCへの使用許可を出し ③PCとiPhone両方のVtube Studioも立ち上げて ④PCとiPhone両方のVtube StudioのUSB接続をする という手順が必要です。 毎回。 iPhone差しっぱなしなら、①②はいらないかもしれませんが、はっきり言ってめんどい。 ↑ これらVitamins(Vtube Studioの無料プラグイン)入れたら解決しました。 なぜか今まで安定していなかったWi-Fi接続が安定したので(?!)Vitamins経由のWi-Fi接続にしたらすごく楽になりました。 Vitaminsの導入の仕方の記事↓ Vitamins導入...

モーション・表情リスト - Live2Dアイテム「心の中の天使と悪魔」

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Vtube Studio上で設定されているキーバインド付のモーション・表情のリストです。 フキダシの色替え (6~9のキー押下で4色切替) フキダシの反転 「…」吹き出しの表示 出現 ポーズモーション再生 目閉じ/にやり ウィンク 天使→悪魔、悪魔→天使 販売サイト: https://nizima.com/Item/DetailItem/109653 https://sotohori.booth.pm/items/5813622 YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=zn1WidjZvZo  

こんなことができる! - Live2Dモデル「心の中の天使と悪魔」

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Live2Dモデル「心の中の天使と悪魔」の機能紹介です。 こちらで紹介しているキーバインドやトラッキングの設定は初期設定です。 ご自由にカスタマイズしてご利用ください。 ハンドトラッキングによる操作 マイクロリップシンク 用意されているモーション・表情について 1.ハンドトラッキングによる操作 ハンドトラッキングの操作は、初期設定では 右手 ⇒ InMyDevil(悪魔) 左手 ⇒ InMyAngel(天使) となっております。 1-1.モデルの向きを変える 通常のVtuber用モデルのように、顔の向きに合わせて、モデルが向きを変えます。 加えて、ハンドトラッキングによる操作でも、モデルの向きを変える事ができます。 [Space]キーで表示されるガイドの内、赤枠内の青丸が現在の手の位置を表しています。 手の位置は、カメラから手が外れると その場で固定 されます。 1-2.口パク 親指の曲げ伸ばしで口パクします。 [Space]キーで表示されるガイドのうち、赤枠内にHandが表示されている場合のみ反応します。 ↑赤丸内が口の開閉の現在の設定です。 この設定は、 []内のキー押下で、下記のように設定が切り替わります。 [2]Handのみ表示 ⇒ 親指の曲げ伸ばしで口の開閉 [3]Soundのみ表示 ⇒ トラッキングの口の開閉に応じて口を開閉 [4]Hand Sound ⇒ 両方に対応 自分の声に合わせて口パクしてほしい場合は、[3]か[4]を、手だけで操作したい場合は[2]を選択してください。  1-3.腕の操作 人差し指・親指の曲げ伸ばしで手とステッキを操作できます。 ↑人差し指の曲げ伸ばしで、ステッキを振ります。 ↑中指の曲げ伸ばしで、腕を振ります。 2.マイクロリップシンク Live2Dアイテム「心の中の天使と悪魔」は、マイクロリップシンクに対応しています。 リップシンクの精度をより高めたものです。 マイク入力で母音ごとにキャリブレーションする必要があります。 [Space]キー押し下げで表示されるガイドのうち、 赤枠内にSoundが表示されている場合のみ有効です。 ↑赤丸内が口の開閉の現在の設定です。 3.用意されているモーション・表情について 設定されているキーバインドの初期設定は以下の通りです。 次回、モーション・表情について画像付きで記事で紹介いた...

コメント読み上げモデルとしての使い方 - Live2Dモデル「心の中の天使と悪魔」

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 Youtube配信でコメント読み上げ時に口パクさせる使い方をご紹介いたします。 Youtube配信コメント読み上げソフト導入 SYNCROOMの設定 棒読みちゃんの設定 CastCraftの設定 Vtube Studioでコメント読み上げ用モデルを設定する マイクの設定 マイクロリップシンクの設定 口の開閉の設定 この後、CastCraftからYoutubeの配信を開始⇒OBSでVtube Studioの表示設定を行い、通常通り配信を行います。 既にYoutube配信で各種コメント読み上げソフトをご利用中の方は、1は読み飛ばしてください。 1.Youtube配信コメント読み上げソフト導入 こちらの解説で、コメント読み上げに使用するソフトは以下の通りです。 全て無料で利用できます。 環境はWindows11です。 SYNCROOM( https://syncroom.yamaha.com/ ) 棒読みちゃん( https://chi.usamimi.info/Program/Application/BouyomiChan/ ) CastCraft( https://castcraft.live/ ) 各サイトからダウンロードしてインストールします。 CastCraftがYoutubeのコメントを棒読みちゃんに送り… ↓ 棒読みちゃんが読み上げ… ↓ 読み上げた声がSYNCROOMを通って… ↓ Vtube Studioに送られるイメージです。 1-1.SYNCROOMの設定 インストール後、SYNCROOMは閉じます。 正常にインストールできているか、確認します。 Windowsキーを押して、「設定」を検索して開きます。 検索ボックスに「サウンド」と入力し、「サウンドの設定」を開きます。 画面を下にスクロールし、「サウンドの詳細設定」をクリックします。 録音タブをクリックします。 録音デバイスのリストの中に 「ライン(Yamaha SYNCROOM Driver(WDM)」があれば、正常にインストール完了できています。 このままだと、Yamaha SYNCROOM Driverに送られた音が聴こえないので、聞こえるように設定します。 「ライン(YAMAHA SYNCROOM Driver(WDM)」を選択して、プロパティを開きます。 聴くタブをクリックします...